心を落ち着かせる呪文や言葉～不安を消すおまじないや魔法の言葉で精神安定～

心を落ち着かせる呪文

心を落ち着かせる呪文をご紹介します。

不安な心の有効な呪文はポジティブな言葉が多いのが特徴でしょう。

日本語の呪文は「生きてるだけでありがたい」と「私は幸運だから大丈夫」のふたつです。

「ケ・セラ・セラ」はスペイン語、「ホ・オポノポノ」は伝統的なハワイの言葉です。

他に、サンスクリット語のマントラが2つ。

多国籍ではありますが、意味も載せてありますのでご一読ください。

呪文は声にするのが最も有効です。
声に出せない場面では心の中で呟くだけでもOKです。

生きてるだけでありがたい

「生きてるだけでありがたい」とは仏教の教えからきている呪文です。

感謝の気持ちは心を温かくします。

誰かが何かをしてくれると感謝の気持ちが自然と湧いてくると思います。

「生きてるだけでありがたい」は自分から積極的に感謝の心を湧き上がらせる呪文です。

誰かに何かをしてもらえなくても能動的に心を温まらせることができます。

自分はここに生きてるだけでありがたい、そう思える先には、あなたがここ生きてるだけでありがたい、との究極の愛の形があるのです。

あなたという存在が、ただ、愛おしいのですから。

相手に何をも求めない心の在り方がいかにも仏教らしいですね。

ケ・セラ・セラ（なるようになる）

スペイン語の「ケ・セラ・セラ」は和訳すると「なるようになる」となります。

問題が解決するまでの膠着状態を経験されている人には打ってつけの言葉でしょう。

時間が止まっているように感じるほど進みが遅いときでも、物ごとはどこかに向って進んでいるものなのです。

気を揉んでいても仕方ないことに捕らわれず、成り行きに任せてしまうのがいいことも多いのではないでしょうか。

「ケ・セラ・セラ」は 使う場面によって意味合いが異なる言葉とされています。

日本人の心に響く和訳が「なるようになる」だったのでしょう。

ホ・オポノポノ

ホ・オポノポノは悩みが消えるという癒しのツールです。

方法は、ありがとう・ごめんなさい・許してください・愛しています、と4つの言葉を唱えるだけです。

ホ・オポノポノはハワイの伝統的な知恵なのですが、日本に伝わっているのは基本的な4つの言葉です。

4つの言葉をツールとして操り問題を解決します。

繰り返し唱えることで、潜在意識の記憶をクリーニングするとされています。

ホ・オポノポノは世界的にも広く取り入れられている言葉による癒しの方法なのです。

私は幸運だから大丈夫

「私は幸運だから大丈夫」という言葉は、開運のアファメーションです。

アファメーションとは自分に向ってポジティブな言葉をかけるというおまじないのようなもの。

アファメーションには自分で考えた言葉を使っても何も問題はありません。

今の時点で自分が欲しがっている言葉がいちばん潜在意識に浸透するからです。

効果を上げるポイントは言い切ることにあります。

「私は幸運だから大丈夫、かもしれない…？」ではなく「私は幸運だから大丈夫！」と断定してしまうのです。

「私は幸運だから大丈夫」はおすすめのアファメーションです。

短いフレーズに、「私は幸運！」と「私は大丈夫！」と2つのキーワードが含まれているからです。

心を落ち着かせたい時に効果のある言葉ですので、不安を取り除く以外に緊張した時にもおすすめできます。

オン・アボキャ・ベイロシャノウ・マカボダラ・マニ・ハンドマ・ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン

「オン・アボキャ・ベイロシャノウ・マカボダラ・マニ・ハンドマ・ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン」

これは光明真言と呼ばれています。

光明真言の意味は「宇宙を支配される大日如来様、私達の進む道を無量の光で遍く照らして下さい」というものです。

唱える者の心と体の浄化をし、唱えているうちに運気が上昇していくとされています。

23の梵字からなる光明真言は、真言宗や天台宗で法事や法要の時によく唱えられています。

梵字とは「神仏を一字で現す文字」です。古代インドで発生して仏教とともにアジアに広まりました。

日本へは中国から伝わり、弘法大師空海によって体系化されています。

真言とはお経のことです。

日常的によく唱えられているとても役に立つ真言です。

ノウマク・サンマンダーバーザラダン・センダン・マーカロシャーダーソワタヤ・ウンタラ・ターカンマン

「ノウマク・サンマンダーバーザラダン・センダン・マーカロシャーダーソワタヤ・ウンタラ・ターカンマン」

この呪文は不動明王の真言と呼ばれています。

不動明王は五大明王のひとりです。

明王とは真言の力が強力な仏様で、そのなかでも優れている真言が不動明王の真言なのです。

不動明王の真言は「怒りの顔をしておられる不動明王様、どうか私の迷いを打ち砕いてください。

どうか私の前にある障害を取り除いてください。どうか私の願いを叶えてください」というものです。

唱え方のポイントは、心に不動明王をイメージしながら唱えること、真言を暗唱することの2つです。

言葉の意味を知ると唱える呪文に重みが増します。
口に出した言葉に念が宿るからです。

心を落ち着かせる言葉

心を落ち着かせる言葉を3つご紹介します。

「誰も悪くない。誰のせいでもない」と「良くない体験は、良い体験の裏返し！」そして「感情は私じゃない。感情はきっかけ」の3つです。

3つの言葉をどんな時にどの様に使うかを説明してあります。

短いフレーズですので覚えやすいと思います。

心を落ち着かせたい場面で有効にお使いください。

怒りの場面ではこの言葉を使うなど、習慣づけると良いでしょう。

誰も悪くない。誰のせいでもない

不安を消すおまじない

不安を消すおまじないを3つご紹介します。

「青い糸を使ったおまじない」と「赤い折り紙を使ったおまじない」そして「バーチのおまじない」の3種類です。

3つとも小道具を使いますので事前にご準備ください。

ポイントは、おまじないの効き目を信じて行うことです。

おまじないは楽しんで行うことが大切です。
効き目を信じて行うとワクワクできますよ。

青い糸を使ったおまじない

不安を消すおまじないに青い糸でブレスレットを握りしめ深呼吸をするといったものがあります。

青い糸のブレスレットは手づくりしましょう。

青い色なら毛糸でも刺しゅう糸でも何でも構いません。

用意した青い糸を三つ編みにして輪にします。

いつも身に付けて心が不安になった時に青い糸のブレスレットを握りしめて深く呼吸をしてください。

悩みを抱えていて不安が心を占めている、そんな人におすすめの「青い糸を使ったおまじない」です。

心を楽にすることができますから、何度でも繰り返してみてください。

赤い折り紙を使ったおまじない

不安を消すおまじないのひとつに「赤い折り紙を使ったおまじない」があります。

用意するものは、赤の折り紙・黒いペン・マッチの3つです。

初めに、黒いペンで赤い折り紙の裏に心のなかのモヤモヤした不安を言葉にして黒いペンで書き出しましょう。

不安を書き尽くしたら4つ折ってマッチで火をつけ燃やしてしまいます。

灰をトイレに流して「赤い折り紙を使ったおまじない」は完了です。

ポイントは、誰もいない部屋でリラックスを心がけながら行うことです。

バーチのおまじない

「バーチのキャンドルのおまじない」は、新しい恋愛や出会いを引き寄せる効果があります。

まずは、バーチのオイルとキャンドルを用意してください。

キャンドルにバーチのオイルを数滴落として火を灯します。

部屋の電気がついているならスイッチオフにして暗くしましょう。

キャンドルに灯った炎を見つめながら、これから望む恋愛の形をストーリーにして鮮明のイメージしてください。

バーチには新しく始まるという意味があります。

キャンドルのイメージング効果をバーチのオイルでアップさせたのが「バーチのキャンドルのおまじない」です。

ポイントは、精神を集中させることにあります。

ですから、静かな空間のなかで意識を炎に集中させて行なうとよいでしょう。

火には浄化の作用があり、古いものを払ってくれます。
バーチのオイルをプラスすることで新しく始められるのですね。